カテゴリー別アーカイブ: お母さん(妊活中)

24.不妊治療は,「生命力をアップすること」

不妊治療の最も大切なこと、それは「生命力をアップすること」なのです。

弱った木に肥料や水を与え、太陽の光を浴びさせ、健やかで丈夫な木を育てるのにとても似ています。

循環

今では広く知られるようになった「加齢による卵子の老化」や「精子の劣化」という言葉。

また「不妊原因の30~50%は男性にある」という事実。

しかし東洋医学から見ると、原因は卵巣と子宮だけの問題ではなく、ましてや卵子の老化や精子の劣化だけの問題でもありません。十月十日妊娠を維持し、無事出産に至るということは、「有形無形のエネルギー」のいることです。

それは「生命力」と言い換えてもよいでしょう。

不妊治療の最も大切なこと、それは「生命力をアップすること」なのです。

あなたがまだ妊娠に至らない根本原因は、正にここにあり、西洋の不妊治療で成果を出せてない方や男性不妊の方も同様です。加齢・生活スタイル・精神的なストレスなど、いろいろな要因が重なって、体質のバランスが崩れているために「生命力」が不足しているのです。

東洋医学的に表現すると「体に宿る有形無形の栄養」と「元気、造血力、水の代謝能力」などです。この生命力をアップする治療と生活習慣の改善などによって、赤ちゃんを授かる、また授けることができる体に1日も早く整えていくことが、最も大切なことなのです。

木火土金水

それは、弱った木に肥料や水を与え、太陽の光を浴びさせ、健やかで丈夫な木を育てるのにとても似ています。お天気や季節も考慮して、肥料の種類や量を小まめに調節しながら大切に育てなければなりません。

 

そして、ある日、天使のような産毛をまとった可愛い実がなるのです。

妊娠

さて、諸外国に比べると、日本は治療を始める時期が突出して遅く、半数以上の女性たちが35歳を過ぎてから不妊治療クリニックを訪れています。男性不妊についても同様です。

不妊治療はある意味で時間との戦いという面があるため、多くの女性たちが厳しい治療に苦しんでいます。

療の時期が遅れる理由は個々いろいろあると思いますが、「不妊に関する正しい知識の不足」が大きな原因のひとつになっていることはまちがいありません。その中には、男性不妊についての認識が低いことも含まれています。

夫婦で受診

諸外国では、産婦人科の待合室には多くのカップルの姿が見受けられます。

不妊はカップルの問題で、検査や治療、そして懐妊後の定期健診や出産にパートナーが付き添うのはごく自然なことです。

夫婦で受診2

一方日本では、不妊治療技術の高さとは相反して、不妊は女性の問題という古い常識がまだまだ根強く残っているように感じます。日々の診療でもパートナーの協力が思うように得られない日本女性たちは少なくなく、腹立たしさと同情を禁じえません。

 

そして、日本国内に「本格的な東洋医学による医療」という選択枝が極めて乏しいことも、厳しい治療を長引かせることになっている大きな原因のひとつだと私は考えています。

鍼灸

23.不妊治療と整体

今までは、不妊を西洋医学的観点から捉えたお話をしてきました。もちろん不妊治療を受ける夫婦にとって、重要であるのは言うまでもありません。しかしそれ以外に、不妊治療の効果がある療法があるとすれば…ここからは、代替療法・東洋医学の不妊治療について考えてみたいと思います。

(※代替療法とは、現代西洋医学に捉われない別の観点から捉えた治療法をいいます。)

_骨盤矯正

~不妊治療と整体院~

整体とは、西洋医学に用いられる器具・薬剤などを使うことなく、施術者の手技だけで患部を治癒する療法です。そして整体の基本理念は、自身の自然治癒力を高めることを主眼にしています。自然治癒力を高めることができれば、健康状態を維持することができると考えています。一体、整体は不妊治療に対して、どのような治療法/取り組み方をして効果を上げているのでしょうか。

私たちは夫婦になった瞬間から、自然妊娠によって赤ちゃんを授かりたいと思っています。しかし何年経っても赤ちゃんを授からなければ、病院で検査を受けてみようと考える…かもしれません。整体では、そうした不妊に悩んでいる女性の身体的疾患を治癒することによって、不妊症を克服させることができます。実は、骨盤の歪みと不妊は大きく関与しているのです。

では骨盤が歪むことよって、子宮や卵巣がどのような状態に陥ってしまうのでしょう。

 

[・骨盤が歪む→お腹全体が圧迫される→子宮・卵巣も圧迫されることによって、正常な働きができなくなる。]

 

つまり、不妊症を始めとする生理痛・生理不順など疾患は、すべて骨盤の歪みから発症していることが往々にしてあるのです。仮に骨盤が歪んだ状態で高度な不妊治療を受け続けたとしても、赤ちゃんを授かることは難しいといえます。(西洋医学の観点からみても、骨盤の歪みはクローズアップされている事実があります。)

更にいうならば、手技の整体は母体に負担をかけることはありまあせん。短期間で…しかも効率的に…骨盤の歪みを含め、様々な身体の悪い部分を治癒することができる整体…整体を受けることによって、身体全体を調整→そして、より妊娠しやすい身体を作る…その役割を担っているのが、整体なのです。

そして整体で健康な身体作りができれば、妊娠・出産も楽になります。

不妊症で悩まれている女性のみなさん、是非、整体施術を受けてみてはいかがでしょう!

22. 西洋医学から見る、不妊症・不妊治療とは?

不妊症の目安は結婚して2年

よく「結婚して3年たちますが」「5年たちます」といって、「まだ子供ができないのです。不妊症かどうか検査するためにはどうすればいいですか」と聞く方がいます。
残念ですが、答えは「検査などしなくても、もうとっくに不妊症です」ということになります。
一般に結婚を考える年齢で、避妊せず、通常の夫婦生活を送っていれば、だいたい結婚して半年で7割、1年で9割、2年で10割が妊娠するといわれています。「避妊やめたらできちゃった」「避妊していないとすぐ次の子ができて困っちゃった」というのが自然なのです。世間一般の人の「どうして子どもをつくらないの?」という言葉―これは無神経ではあるかもしれませんが、ごく自然な質問なのです。ところが、不妊症の人は努力してもできないでいるからとても傷つきます。

2年
しかし、不妊症は病気ではなく、 症候群です。”症候群”というのは、原因も何も関係なしに、理由は分からなくても、ある症状の人をいう言葉です。
つまり理由はどうあれ、子供できない人を「不妊症」というのです。ご主人の側に原因がある場合もありますが、ともかく一般的には「避妊をせずに2年たっても子供ができなければ不妊症」と定義しています。

 

不妊症と病気の根本的な違い

 

一般の病気は頭が痛いとかお腹が痛いとか、どこか腫れているとか、何か症状があって、それに従って検査をし、原因が判明し、診断がつき、診断に従って治療をします。
しかし、不妊症は根本から違います。痛みも不快感もなく、検査でわかることはあまりに少ないため、原因の特定が難しいのです。精子も卵子も異常がないのに受精できない時もあるし、細胞分裂しないこともあります。排卵があっても、卵子が入っている袋(卵胞)の中の卵子がすでに変性していることもあります。

はてな
ですから、不妊症の原因に関しては、妊娠に至る過程の段階での何らかの障害があると想定します。それを排卵障害とかピックアップ障害、受精障害、卵管障害、着床障害といった呼び方をします。
また、卵自体の問題もあります。卵の質が落ちていて、赤ちゃんまでいけない卵、染色体異常がいっぱい発生する場合もあります。
妊娠できないのはなぜか、どこが悪いか、何が原因か、多くの方はそういうことを気にします。しかし、不妊症に関しては、検査の結果は正常だったり、仮に何か見つかっても、本当の原因までは特定できないことがほとんどです。何かしらの原因があって、そのプロセスで障害が起きているのですが、今の医学ではまだ全部解明させていないのです。

結果を見て判断するステップアップ治療

治療の流れとしては、まず基本検査をします。そして基本検査で異常が見つからなければ、排卵と射精のタイミングをより正確に合わせるタイミング療法をします。
だいたい半年をメドに、結果が出なければ次は排卵誘発(卵巣を刺激して卵胞を多く 成熟させる)をするという具合に、手段を変えていきます。それを「ステップアップ治療」と呼んでいます。
それでも結果が出なければ、人工授精(精子を子宮に入れる)→体外受精(卵子に精子をふりかける)→顕微授精(卵子の中に精子を入れる)と、手段や方法をより高度なものに変えていきます。
そこで妊娠すれば、その段階で何らかの障害をクリアしたということです。
ステップアップ治療というのは、ある治療をして、それに対して結果が出るかどうかで判断するもので、他の病気の治療とは根本的に違います。どのくらいで次に進むかはドクターや患者さんによりいろいろですが、一般的に5~6周期でステップアップし、2年以内に結果を出すことが望ましいとされています。
体外受精や顕微授精が行われるようになってから、不妊治療はずいぶん変わってきました。新たな治療が出てきたために、それまで見えなかった原因が見えてきたり、また障害がクリアできるようになりました。
体外受精で卵子をとってきて精子をふりかけると、受精障害が分かります。卵が元気かどうかもある程度判断できます。
顕微授精では受精障害もクリアできます。ピックアップ障害も受精障害も、原因は依然不明ですが、障害はクリアし、受精は成立して、自然妊娠と同様に、ちゃんと健康な赤ちゃんが生まれて育っています。
つまり原因はわからなくても障害はクリアできるようになったわけです。
そういう意味では、本気で子供を望んでいる人、結果がほしい人には、とても良い時代になっています。

ステップアップ